まだ4月が終わっていませんが、予測で市況をご報告させていただきます。
パーティー用途の市況
弊社で取り扱うスペース(4月末時点170スペース)の全体の数値を使い、市況がどういう状態なのかを図る尺度にしたいと思います。前提として弊社の取り扱いスペースは95%以上が「おうちスペース」もしくは「イベントスペース」になりますので、パーティー用途のスペースを運営している方はぜひ参考にしていただけます幸いです。
4月は通常期
パーティー用途のレンタルスペースでは4月は通常期です。4月前半はインドア花見、後半は会社の歓迎会等で使われることが多い傾向になります。2019年1月の1スペースあたりの売上を100%として今年の4月の1スペースあたりの売上を図にプロットすると下図のようになります。
昨年比30%以上ダウン
昨年同月比(2021年4月比)30%以上下落した結果になりそうです。(記事執筆4/27時点の予測)1年以上スペースを運営しているホストからすると厳しい結果になりそうです。
5月はどうなるかの予測
GWがあることもあり休日価格での予約がすでに入ってきていると思います。そのため先付け予約の金額は順調です。ただし、GW以降の伸びがどうなるかが未知数です。過去の数値データと現時点の先付け予約の状況から計算すると今年の1月以上、3月未満の売上に落ち着くのではないかと考えています。
1スペースあたりの売上グラフで表すと下図のようになります。
コロナ感染症の状況が落ち着いて市況が戻り3月以上の売上に着地することを期待します。
少しでも売上を伸ばすために
GWの間には平日がありますが、休暇を取る人が多いと思います。特別営業設定をしないと平日価格で予約が入ってしまうので、5月2日(月)と5月6日(金)は土日祝日の料金で設定しておくのがおすすめです。
5月にやっておきたいこと
夏に向けて運営トラブルを事前に予防しておきましょう。
・冷房の使用が増える
→フィルターの清掃、クリーニングを入れておく
・窓を開けて使用するゲストが増える
→騒音クレームが起きやすくなります。窓ロックの設置や注意喚起POPを貼るなど対策をしましょう。
・害虫が増える
G対策グッツの設置や交換をしておきましょう
・台風が増える
→交通機関が止まらない程度の雨なら外での予定をリスケしてスペースを使うゲストがいるため急な予約が入ります。一方で交通機関が止まるような台風だと当日キャンセルリスクが高くなります。どう対応するのか予め方針を決めてキャンセル連絡が来た際に送るメッセージ内容を作っておくと便利です。
市況が戻ってきたときの準備を
2022年に入ってからは厳しい市況が続いています。その中でも家賃の6倍の売上を上げるスペースもあります。新規で参入する場合は今の市況でも優位性がある立地・内装をつくることが大切です。すでに運営中の場合はテコ入れして優位性を磨き、市況が戻ってきたときに大きな成果が得られるよう準備しておきましょう。
5月も使ってくださるゲストに満足していただけるスペースを提供していきましょう!
レンタルスペース運営代行ならSPACE MOLE
特徴
・企画開発から運営/清掃/お問合わせからトラブル対応、備品の補充、レビューマネジメントまですべて弊社で行います
・予約実績50,000件以上、高評価レビュー実績20,000件以上、利用者満足度98%
・「ゲスト視点」の質の高いオペレーションが可能
・スペースマーケットの完全子会社としての精度の高い運営ノウハウを所有
・オーナー様へ安定した収益を還元
・運営中は売上が発生しなければ一切費用がかからない成果報酬型
こんなオーナー様におすすめ
・レンタルスペースを開業したいけど何からはじめたらいいかわからない
・レンタルスペースに適した物件から探したい
・空き物件を所有しているけど次の入居者が決まらない
・所有物件を有効活用したい
・資産の運営方法を検討している
等々
是非お気軽にご相談ください!
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