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レンタルスペースで起業!立ち上げるための3ステップ【徹底解説】
ノウハウ
19.02.23
レンタルスペースで起業したい、立ち上げたいけど、何から初めて良いか分からないし、立ち上げる方法やノウハウもない……。 そんなお悩みをお持ちのオーナーさん、投資家の方に向けて、レンタルスペースを立ち上げる方法を3ステップに分けてご紹介します。

レンタルスペースとは?

レンタルスペースとは、戸建マンションや事務所問わず、第三者に時間単位で貸し出すスペースのことを指します。 近年は、ニーズに合わせた多様なレンタルスペースが次々と立ち上がり、ビジネス利用だけでなく、パーティーや料理会にも使えるようなスペースもあります。

レンタルスペースを立ち上げる3ステップ

ステップ1.物件を仕入れる

「賃貸で借りて貸しスペースにする」「所有不動産を貸しスペースにする」2パターンがあります。

賃貸で始める場合

賃貸物件をレンタルスペースとして利用する場合は、転貸借契約を交わす必要があります。 転貸借とは、第三者に物件を貸す(又貸し)ことで、通常の賃貸借契約で禁止されていることが一般的です。 事前にオーナー、管理会社にレンタルスペースで利用に対しての承諾をとっておきましょう。 これをしておかないと、万が一過失や事故があった時にトラブルになってしまいます。 最悪の場合は、契約解除になって初期投資がパーになってしまうので、注意が必要です。

所有不動産で始める場合

所有不動産で始める場合だと、賃貸のような転貸借の契約を結ぶ必要はありませんが、最大限、他の入居者に対する不特定多数の利用者によるトラブルを防止する対策をとっておく必要があります。 ちなみに、レンタルスペースの開業方法は、一般的な開業と同じく所定の開業手続きを行います。その他専門に必要な資格や届出はありません。

ステップ2.家具家電備品を設置する

利用用途に合わせて、家具家電や備品を揃えます。 レンタルスペースの主な用途はパーティー、撮影、ミーティングルームになります。 その他ダンスや芝居の稽古、楽器の練習、スポースなどもありますが、そういった用途で使えるスペースは少数のため今回は割愛します。

パーティー

利用者がくつろげるようリビングスペースにはソファーやクッション、ラグやテレビなどを用意します。 食事をデリバリーしたりお酒を持ちんだり、料理をして過ごす方も多いため、調理器具や食器類が充実していると喜ばれます。 リビングスペースと別に、ダイニングスペースにダイニングテーブルとチェアがあるとベターです。 長く楽しく使っていただくためにはこちらから過ごし方を提案することも必要です。 例えばトランプやUNO、人生ゲームやゲーム機などを備品として置いておくと利用者が持ち込まなくて済むので気軽に利用ですます。 余裕があれば、卓球台やダーツなどがあると、さらに他のレンタルスペースと差別化をはかれます。

撮影スペース

撮影スペースとしての用途を考える場合は、「写真がきれいに撮れる」という視点で考えた方が良さそうです。 例えば、テーブルは写真映えするように真っ白なものを選ぶ、食べ物の撮影での利用を推奨するなら美味しく見えるように、照明の色や角度(向き)に気を配りましょう。 備品の他にも光の入り具合や天井高も場所選定のポイントとして見られるので意識してみましょう。

ミーティングルーム

上の2つと比べると短時間の利用になるので、比較的シンプルな内装で問題ないです。 テーブルとチェア、Wi-Fiとモニター、プロジェクター、ホワイトボードなどがあれば十分でしょう。 コーヒーメーカーや付箋なども用意しておくと喜ばれます。

ステップ3.ポータルサイトに掲載する

1.掲載先を選定する

レンタルスペースの大手ポータルサイトは現在10つほどで、そのうちスペースマーケット、インスタベース、スペなびの3社が大手で集客力がある媒体です。 会議利用であればスペイシーも外せません。 いずれも手数料は成果報酬型で20%〜35%とやや高めです。 最初から全て載せるのは管理が大変なので、まずはスペースマーケットに掲載するのがおススメです。 利用用途が会議がメインであればスペイシーから始めるのがおススメです。 都内のスペースであれば、「東京ロケーションボックス」という無料ポータルサイトもあります。 撮影地のポータルサイトなので、単価の高い撮影の予約が取れる可能性があります。 決済機能がないため、その辺りは自前で用意する必要があります。

2.運用方法を決める

レンタルスペースにおいて、多いトラブルが物件の破損、備品の盗難、近隣住民からの苦情です。 こういったトラブルを未然に防ぐために、運用方法を考えておく必要があります。 破損や盗難への対策としては、以下の3つが対策として考えられます。
  • 常駐のスタッフを配置する
  • 監視カメラを設置する
  • 電気錠・スマートロックを実装する
ひとつずつ見ていきます。
常駐のスタッフを配置する
スタッフを配置すれば、物件の破損や備品の盗難、近隣住民とのトラブルの際に即座に対応できますし、場合によっては警察などへの通報も可能です。 ただし、スタッフを常駐させればその分固定費がかさむので、資金に余裕がなければ別の方法を使った方が良いでしょう。
監視カメラを設置する
スタッフの配置に比べれば、コストは抑えられますが、もちろん死角も存在するので、100%破損や盗難を防げるわけではありません。
電気錠・スマートロックを実装する
これは、無人で運用する場合の対策法です。 無人において最もリスクなのが鍵の受け渡しです。 通常、ポストなど特定の場所に鍵があることを利用者に伝えて、セルフで入室してもらうのが一般的ですが、これだと、不特定多数の人の出入りしてしまう、鍵を紛失されるリスクもあります。 スマートロックや電気錠にすることで、こういったリスクを最小限にとどめることができます。 スマートロックに関しては、利用者にスマホアプリをインストールしてもらうことが前提となるので、事前に伝えておく必要があります。
損害の取り決めについて
上の対策をとっても、何らかのトラブルが発生します。 その時に生じた損害に対しての請求は、あらかじめ利用規約などの文言で明文化しておく必要があります。 ヌケモレのないように、弁護士の監修の元、作成することをおすすめします。 実際にあったトラブル事例とそれに対する解決策はこちらにまとめております↓ 【要チェック】レンタルスペースでよくあるトラブル事例と対策

3.情報を掲載する

ここまで準備ができたら、いよいよ各ポータルサイトの指示に従ってタイトル、設備、スペースの特徴、キャンセルポリシーなどを記載していきます。 レンタルスペースや備品の写真を撮影して掲載し、価格を設定すれば予約の受付開始が可能です。

まとめ

ここまでが、レンタルスペースを立ち上げるためのステップです。 ここでは書けなかったレンタルスペースの掲載のコツや運用における注意点に関しては、また別の機会でご紹介したいと思います。

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